「バカラ」は、仮想の二人に配られたカードの合計点数を予想して賭ける、初心者でも十分に楽しめるシンプルなルールでありながらも意外と奥深いほか、大金が動くカジノゲームの王様としてご存知の方も多いと思います。
もちろん、このバカラはオンラインカジノでも本場さながらの緊張感で遊ぶことの出来るゲームとして、その魅力や人気度も十分に高いです。
本記事ではバカラのルールについてを改めて確認するほか、その勝ち方や攻略法などについてを簡単かつ分かりやすく解説いたします。
是非、ご参考にして下さい。
バカラの基本的なルール
バカラとは
バカラは、仮想の二人である「バンカー(banker、胴元役)」と「プレイヤー(Player、客役)」との勝負で、どちらが勝利するのかを予想して賭けるゲームです。
上記の通り、実際にゲームをプレイしているのは仮想の人物であるため、私たちが行うのは競馬のように予想するだけなので実際のゲームに介入することは出来ません。
バカラにおける点数の数え方
冒頭にも少しだけ記した通り、勝負はプレイヤーとバンカーのそれぞれに配られたカード(トランプ)の下一桁の合計によって決めれます。
そのため、A(エース)は1点、2から9までは表示の通りで、J(ジャック)やQ(クイーン)、そしてK(キング)などの絵札と、10は全て0点として計算します。
この時、繰り上がった場合でも下一桁のみで評価するため、合計点数の下一桁が9点の場合が一番強く、それ以降8点、7点と続き、0点が一番弱い数字となります。
バカラの基本的な流れ
勝負までの流れ
バカラのゲームに参加した方はまず、プレイヤーとバンカーのどちらが勝利するか、または勝負が引き分け(タイ)で終わるの3のパターンから、どれか一つを予想してベットエリアにチップを置きます。
ベッドが完了したら、ディーラーがプレイヤーとバンカーの双方に2枚づつカードを配ります。
しかし、この時プレイヤー側の合計点数が5点以下なら3枚目のカードを配られ、その合計点数から勝敗を判断します。
それでも、2枚のカードを配布した時点でプレイヤーかバンカーのどちらかの合計点数が8、または9点だった場合は即座にゲームが終了します。
この時、プレイヤーとバンカーの合計点数がどちらも8、または9点だった場合でも3枚目は配られず「タイ」という結果でゲームは終了します。
配当について
そして次に配当です。
一般的なバカラの場合では配当が1倍となり、ベットした金額と同額が上乗せして戻ってきますが、3枚目のカードが配られるルールの関係上、バンカーの方がプレイヤーよりも有利だとされているため、バンカーに賭けた場合は5%の手数料が引かれて、ベットした金額の0.95倍が配当として上乗せされます。
バカラの有効な攻略方法
高リスクでも利益を増やせる「パーレイ法(逆マーチンゲール法)」
パーレイ法(逆マーチンゲール法)は、ゲームに勝利するたびに賭け金をそのまま2倍に上乗せしていくチップコントロールです。
そのため、このチップコントロールを活用すれば、5連勝した場合に賭け金が16倍にまで膨れ上がるので短時間に多くの金額を稼ぐことが出来ますが、1回でも負けてしまうと収益はマイナスになってしまうため、ある程度の目標金額を設定して、負ける前に勝ち逃げすることが得策です。
連敗しても一生で取り戻せる「マーチンゲール法」
このマーチンゲール法は上記のパーレイ法(逆マーチンゲール)とは文字通り逆の、ゲームに敗北するたびに賭け金をそのまま2倍に上乗せしていくチップコントロールです。
そのため、このチップコントロールを活用すれば、5連敗してしまった場合でも1回の勝利でそれまでの負債を取り戻すことが出来るため初心者でも安心してゲームを楽しむことが出来ますが、ゲームによって最大のベット額には制限があるほか、勝利するまでの心理的負担が大きいため、賭け金の上限が高いテーブルを選び、少ない賭け金からゲームを始めることが得策です。
堅実に攻略できる「グッドマン法」
このグッドマン法は、賭け金を1ベッドからスタートし、ゲームに勝つたびに1、2、3、5ベットを増やしていくチップコントロールです。
この時、5からは勝っても賭け金は増やさずに据え置きで5ベットを賭け続けますが、負けた時点で賭け金を1ベットに戻し、これを繰り返します。
そのため、このチップコントロールを活用することで、大きな損失を避けることが出来るほか連勝すれば、利益も出やすいですが、大きな利益に繋げることが難しいためリスクをかけず着実に資金を増やしたい方には向いています。
ですが、このグッドマン法でも賭け金を3、6、12、24と数倍にすれば大きな利益に繋げることが出来るほか、目標金額を設定し達成したら切り上げることがこのチップコントロールの得策です。
罫線を活用して勝率を上げる
ほかにも、バカラのゲームを行う際に用いる「罫線」を活用することで、適当に賭けるよりも勝率は着実に上がります。
この「罫線」は、「大路」「大眼仔」「小路」「甲由路」の4種類がありますが、その中でも最も分かりやすい「大路」を理解することで、初心者でも簡単に勝率を上げることが出来ます。
「大路」とは、簡単に説明すると「過去の勝敗を表で表したもの」であり、そのテーブルの勝敗の傾向を確認することが出来ます。
一般的にはプレイヤーを「開」、バンカーを「庄」で表します。
ですが、カジノによっては表示方法が異なっているので、テーブルに着いた時、どのような表示方法になっているかを確認ししょう。
そして、その表の具体的な記し方は、まず左上に勝利した方の印をつけ、連勝した場合は同列の下に、連勝しなかった場合は右に一列移動した場所に別の印をつけ、これを繰り返します。
また、タイになった場合は直前の印に斜めの斜線をつけます。
これの表を記すことで過去の勝敗を確認することが出来るほか、そのテーブルで行われているゲームの傾向を確認することも出来ます。
終わりに
バカラは勝利する方を予想して賭けるシンプルなルールであるほか、チップコントロールによっては初心者の方でも安心して楽しめる単純明快なゲームですが、上記の通り罫線で勝負の傾向を確認するほか、チップコントロールなどを工夫すれば大きな利益も狙える非常に緊張感の高い奥深いゲームにもなります。
本記事では、バカラの基本的なルールやその攻略方法などについてを解説いたしました。
是非、ご参考にして下さい。